こんにちは、みなのです。
不妊検査を受け、その後治療を受けていく可能性も考慮して
私がクリニック選びで重視したことを10点にまとめました。
- 自宅からの通いやすさ
- 休診日がない、または週1日
- 朝早め、または夜遅めの時間帯に受診できる
- 不妊治療専門である
- タイミング療法から治療が始められる
- ホームぺージに初診の費用、予約方法等について詳しく記載がある
- ホームページに助成金についての記載がある
- 口コミが0でなく、悪評価のコメントに理解の余地がある
- (できれば)女医さんがいる
- 予約がとれる
まとめたというには数が多いでしょうか。
これから考える方の参考になればと思い、幅広く紹介させていただきます。
重視する理由について
順番に理由を説明していきます。
自宅からの通いやすさ
検査だけでも複数回、治療に進むと定期的に通うことになるため、
まずは通院がストレスにならない距離にあるクリニックを検討するのがおすすめです。
徒歩圏内であればベストですが、
私の場合は、職場の方面へ電車で2,3駅で行ける場所まで候補としてピックアップし、
他の点も含め総合的に判断しました。
職場の方面であれば、勤務前後にも通院しやすく、定期券も使えて効率的ですよね。
休診日がない、または週1日
不妊検査・治療の特徴として、特定の日に検査・診察が必要な場合がある点があります。
例えば、「生理〇日目」や「排卵日の翌日」等、予測や調整ができるものではありません。
もちろん、お医者さんも休まないといけないですし、
自分の都合等で受診日をずらさないといけない場合もあると思います。
休診が多いことで選択肢が少なくなり、ベストな日に受診できないことが
後々不満になるかもしれないと思い、できる限り考慮しました。
この辺りは、私の性格もあるかもしれません。。。
朝早め、または夜遅めの時間帯に受診できる
特に、働いている方にとっては重要なポイントです。
私自身平日フルタイムで勤務しているので、平日の受診に融通が利くのは非常に助かっています。
私の勤務先は、フレックスタイム制があり、有給休暇も1時間単位で使える等
勤務時間の自由度はかなり高い方だと思っています。
それでも、通院の回数も少なくありませんし、
体調によっては、急に数日後に再受診するように言われたこともありました。
毎回上司に報告しなくても、勤務時間外に通院できるという選択肢があるだけで
心理的に負担を感じにくいと思います。
不妊治療専門である
これは、理由として主に以下の2点あります。
①検査、治療について任せられる、教えてもらえる
②妊婦さんや赤ちゃんを見かけることがなく、心理的に落ち着ける
順番に説明していきます。
検査、治療について任せられる、教えてもらえる
当たり前だと思われるかもしれませんが、
私が本格的に不妊治療を始める前、通っていた婦人科に相談したときにこんなことがありました。
待合室に掲示している診察内容の中に「不妊」という文字を見かけたので、
先生に悩んでいる旨を伝えたところ、
「うちでできるのは子宮がん検診と、精液検査ぐらい」と言われました。
とりあえず検査は受けたのですが、どちらも「問題なし」という結果を
郵便および電話で伺っただけで終わってしまいました。
ネットでは不妊検査と検索するだけで様々な検査が調べられるのに対し、
これだけでいいの?治療しなくていいってことでいいの??と納得できませんでした。
私ももっと具体的に聞けばよかったのかもしれないですが、
そもそも不妊治療専門のクリニックであれば、基本は聞かれたことに答えていくと
一通り検査を受けて原因を探り、妊娠まで導いてもらえると思います。
妊婦さんや赤ちゃんを見かけることがなく、心理的に落ち着ける
不妊治療をしているクリニックでも、一般の婦人科や産科を受け付けているところがあります。
待合室にいる際に妊婦さんや子供が近くにいると、
外で見かけるより気持ちが落ち込みやすいと私は感じています。
今は大丈夫でも後々気持ちの変化があるかもしれないので、
無理せず避けておいた方がよいかなと思います。
タイミング療法から治療が始められる
ネットで不妊治療専門のクリニックを探していると、
さらに特定不妊治療(体外受精等)を専門にしているクリニックも見かけます。
はっきり書いていなくても、「当院について」「院長の紹介」といったページに
特定不妊治療に関する内容しか書かれていないような場合もありました。
既に不妊治療を経験している場合や年齢の都合がなければ、
できれば費用や体への負担が少ない方法で妊娠できるのが望ましいですよね。
まずは、タイミング療法や薬物療法、人工授精等の情報もしっかり載っているクリニックを
優先して選ぶと、初診時にも相談しやすいと思います。
ホームぺージに初診の費用、予約方法等について詳しく記載がある
初診では、問診や検査にかかる時間も長くなり、費用も高くなる傾向があると思います。
私は、滞在時間が1時間半程度で、費用は2万円以上かかりました。
初めは何もわからないので、クリニック選びの段階で一件ずつ問合せをしなくても
予約が必要か、予約方法は電話orネットか、費用はいくら準備すればいいか、がわかるだけで
かなり手間と不安が解消されます。
ホームページに助成金についての記載がある
不妊検査・治療にかかる費用については、自治体から助成金がもらえます。
誰かに教えてもらう機会もなかったため、私はクリニックのホームページで初めて知りました。
助成金の申請の際には、通院しているクリニックで証明書を作成してもらう必要があります。
手続き上のスムーズさを考慮しても、しっかり助成金のことを記載しているクリニックは
患者さんの立場を考えられているようで好感が持てました。
助成金については、以下の記事でも触れましたのでご参考ください。
口コミが0でなく、悪評価のコメントに理解の余地がある
これに関してはクリニック選びだけに限らず、
ホテルや飲食店を選ぶときにも共通して考えるポイントです。
今、スマホからでも様々なサイトへ手軽に発信できる時代ですので、
口コミがない、またはかなり少ないということは、利用されている方も少なく、
よっぽど新しい施設でない限り、サービスがあまり良くない可能性も高いと考えられます。
さらに、一定数の口コミがある場合は、総合評価の高さだけではなく、
悪評価の口コミの内容を見て判断する方が失敗しにくいのでおすすめです。
悪い評価を見ていると不安になってしまいますが、
個人的には、悪い評価が存在すること自体は仕方ないと思っています。
ちょっと良いことがあった時より、ちょっと悪いことがあった時の方が
誰かに言いたい気持ちがより強くなるような気がしませんか?
特にお医者さんとなると、患者さん個人の受け止め方や感情次第で、
効果がなかった、失礼なことを言われた、不親切だった等、悪く言われやすい立場だと思います。
ですので、ここ数年の悪い評価のコメントを順番に確認して、
コメントが主観的すぎないか、複数の人が同じことを言っているか、
実際自分の治療に悪影響がありそうか、を考えて判断してみてください。
万が一同じことがあったとしても、「はいはい、想定内」と思えてダメージが減らせます。笑
(できれば)女医さんがいる
デリケートな問題なので、女医さんの方がリラックスして相談しやすいですよね。
もちろん絶対女医さんでなければダメ、というほどではないですが、
前述した口コミの確認と関連して、
婦人科系となると男性医師の方が理不尽なコメントがつきやすいかな、とも思います。
そういう意味でも女医さんのいるクリニックの方が候補に残る可能性が高く、
候補を出して絞り込んでいく際の手間が少し省けます。
予約がとれる
最後は単純ですが、行きたい日に受診できる、というのも大きなメリットだと思います。
予約が取りづらい=人気で評判がいいと思うと、
何とかして行きたい!という気持ちになってしまいがちです。
ですが、不妊で悩んでいるなかで、周期的にちょうどいい日に予約がいっぱいで
またしばらく不安なまま過ごすのもつらいものです。
私も最終的にクリニックを2つに絞り込んだのですが、
結局は行きたい日に予約が取れた方に通っています。
まとめ
以上、私がクリニック選びで重視したこと10点とその理由をご説明しました。
不妊治療は保険適用外のものも多く、違いを調べだすと訳が分からなくなって
悩まれることも多いと思います。
私も調べ始めて気づいたら数時間経っていた…という日も何日かありました。
何を重視するかは人それぞれですが、
私の考えや判断軸が少しでも悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
余談
実は、この10点にプラスして「ネット予約ができる」という点も考慮して選んでいました。
内容を考えると勤務時間中に電話しにくいですし、後から確認しやすいですし、
そもそも電話って緊張しちゃうしな、ということが理由でした。
ただ結局、会計の時や後日の電話で次のタイミングを確認したうえで予約していて、
今のところ一回もネット予約したことがなかったので省きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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